毛皮の財布やバッグなど小物について
毛皮が使われたアイテムというと、ほとんどの人はコートやマフラーをイメージすると思います。しかし、実際には財布やバッグなどの小物で毛皮が使われているケースも少なくありません。
毛皮特有の魅力もそのまま、小物に活かされているのです。また毛皮というとフォックスやミンクなど「ふわふわな毛並み」を想像されると思いますが、毛皮は加工方法次第で質感も自由自在に変更できます。
とくに財布などはコートやマフラーのように冬場だけでなく、1年を通して愛用するモノなのでそれに応じた加工が必要です。
このページでは毛皮の財布やバッグなど、小物の種類についてご紹介します。毛皮が好きな人であれば、冬場以外でも毛皮を楽しめるきっかけともなるので、ぜひ参考にしてみてください。
毛皮が使われた小物
毛皮は思った以上に汎用性の高い素材であり、さまざまなアイテムで用いられています。じつに幅広いジャンルで使われていますが、その一部を見ていきましょう。
◆財布
財布に用いられる毛皮は、どちらかといえば革(レザー)のほうが多いです。表面に毛を加工してつけているタイプもありますが、基本は牛革・ワニ革などが使われています。
レザーを用いた財布は使うほどに特有の味が出るため、ビジネスで長年愛用する人も少なくありません。
◆バッグ
カバンやバッグに用いられる毛皮は、コートなどに使われている素材とほぼ同じです。フォックス・ミンクなどのファーを原料としてそのまま使っている場合もあれば、表面の一部に加工で取り付けているケースもあります。基本的に女性用のファッションアイテムとして起用されており、男性用のバッグで毛皮が取り入れられているものはほとんどありません。
◆帽子
モフモフな印象が強い毛皮を使った帽子は、メンズ・レディース用のどちらでも人気が高いです。ニット帽やバンダナ風になっているものもあり、各自のファッションに取り入れやすいデザインが施されています。使われている毛皮はフォックス・ミンク・ラビットが中心です。毛皮特有の質感と雰囲気は帽子1つでも十分に魅力を発揮してくれます。
◆ブーツ・サンダル
ロングブーツやショートブーツの一部に、デザインとしてファーが施されているタイプを見たことがあると思います。
あのファーがミンクやラビットの毛皮で作られた製品も少なくありません。最近はフェイクファーが用いられているものも多いですが、本物の毛皮が使われたブーツも人気アイテムの1つです。